この記事では、pythonの代表的な統合開発環境のPyCharm,IntelliJで便利なプラグインについて紹介します。
(プラグインインストールの方法は、File->Settings->Pluginsで画面から検索してInstallをクリック)
.ignore(リンク)
.ignoreプラグインを入れると、.gitignoreなどバージョン管理をする際に、管理対象から無視するファイルを指定するファイルを扱いやすくなります(詳細はgitの入門書などを参考にしてください)
.ignoreでできることは
- .gitignoreにファイル名を記載すると、PyCharm上で指定されたファイルの色が薄くなり、管理対象から外れたことがわかります
- ファイル、フォルダ上で右クリック=>Add to ignore fileを押すと、.gitignoreに自動で記載されます。
- .gitignore上で右クリック=>Add templateを押すと、言語やフレームワークに合わせたtemplateを選べて対象の言語・フレームワークでよく指定されるファイル名が.gitignoreに追加されます。
.gitignore以外で利用できるファイル
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- .hgignore (Mercurial)
- .npmignore (NPM)
- .dockerignore (Docker)
- .chefignore (Chef)
- .cvsignore (CVS)
- .bzrignore (Bazaar)
- .boringignore (Darcs)
- .mtn-ignore (Monotone)
- .ignore-glob (Fossil)
- .jshintignore (JSHint)
- .tfignore (Team Foundation)
- .p4ignore (Perforce)
- .prettierignore (Prettier)
- .flooignore (Floobits)
- .eslintignore (ESLint)
- .cfignore (Cloud Foundry)
- .jpmignore (Jetpack)
- .stylelintignore (StyleLint)
- .stylintignore (Stylint)
- .swagger-codegen-ignore (Swagger Codegen)
- .helmignore (Kubernetes Helm)
- .upignore (Up)
- .prettierignore (Prettier)
- .ebignore (ElasticBeanstalk)
Markdown Navigator(リンク)
Markdown Navigatorを利用すると、.mdファイルなどといったマークダウン言語のファイルを編集する際に、実際の画面が見ることができて、編集がしやすくなります。
下記の画像のようになります。
Database Navigator(リンク)
Database Navigator Pluginを使用すると、PyCharmの画面上から、DB(mysql,postgreSQL,Oracle,SQLite)に接続することができます。
- DBのテーブル一覧の表示
- テーブル定義の確認
- テーブルの中身の編集
- SQLの実行
などをNavigatorを用いて行うことができます。
以下のような図です。
Material Theme UI(リンク)
Material Theme UIをインストールすると、IntelliJのUIを変更することができます。
PyCharmでは、デフォルトではテーマは、intelliJ,Darcula,High Constrastしかありませんが、新たにMaterial ThemeというUIが使えるようになります。
以下のようなUIです。
Rainbow Brankets(リンク)
Rainbow Branketsは{([])}などの括弧が複数入れ子になって利用する場合に、どの括弧とどの括弧が対応するのかわかりやすく表示されます。
以下の図のようにカラフルに表示されます。
以上で、PyCharm,IntelliJのプラグインの紹介を終わります。
他にも便利なプラグインはたくさんありますので、是非ご活用下さい。
- Bash Support (PyCharmのエディタでBashファイルを扱えます。)
- Node js (node.jsを扱えます。)
- Ideal Vim (PyCharmをVimのように扱えます。