この記事では、Mac OSXのPCにPythonをインストールして、実際に動作することを確認するまでの手順を紹介します。
OSX上には、すでに古いバージョンのPython(2018年12月では2系)がすでに入っています。
そのため、ここではPython3系をインストールする手順について記載していきます。
公式サイトからPythonインストーラのダウンロード
以下のリンクをクリックして、Pythonの公式サイトでダウンローダをダウンロードします。
Pythonダウンロード先
サイトのDownloadsタブにアイコンを持っていくと、Downloadのリンク先が表示されます。画面左に様々なOSが表示されてますが、その中のMac OSXをクリックしてリンク先に遷移します。
すると、以下の画面が表示されます。
画面左端、ダウンロード先のリンクがあるのでクリックしてください。
インストーラのダウンロードが開始されます。
64bit-Macの場合 | macOS 64-bit installer |
32bit-Macの場合 | macOS 64-bit/32-bit installer |
ダウンロード完了後、インストーラを実行します。
ソフトウェア使用許諾同意書に同意してインストールを進めます。
最後に「インストールが完了しました」と表示されれば成功です。
Pythonの動作確認
次に、Pythonがインストールされていることの確認をします。
まず、ターミナルを立ち上げて、python3と入力してEnterキーを押すとインストールしたらpython3が対話モードで立ち上がります。
(対話モードは、一時的にpythonの関数やプログラムを試してみたいときなどに利用します。)
試しにprint('Hello World')と入力して、Enetrキーを押しましょう。するとコマンドプロンプトにHello Worldと表示されます。print()は関数と呼ばれていて、画面に文字を表示する機能を持っています。
対話モードを終了したければ、exit()と入力してEnterキーを押しましょう。
ファイルにプログラムを保存して実行する
対話モードだと終了すると内容が保存されないため、pythonでwebアプリなどを作るにはプログラムをファイルに保存する必要があります。ここでは、ファイルにプログラムを保存して実行する方法を記載します。
まず、任意のエディタ(下の画像ではvi)で以下の文を入力して、ファイル名.pyという名前で保存します(今回は、program1.pyとしました。)
print('Hello World')
ターミナルでファイルを配置したディレクトリに移動して、以下のpythonファイル実行文を入力してEnterキーを押してください。
(コマンドプロンプトのディレクトリ移動には、cdを利用します。)
python program1.py
以下のようにターミナル上に、Hello Worldと表示されれば成功です。
以上、pythonのインストールをしてプログラムを作成し、実行できるようになりました!
【2020年版】: Python 3.8 データ構造、文法、アルゴリズム、オブジェクト指向、ライブラリ、完全マスター講座