この記事では、pythonの標準入出力とコメント文の使用方法をご説明します。
標準入出力
pythonでは、標準入出力に、print関数とinput関数を利用する。
print関数は標準出力でターミナル上に表示し、input関数はターミナルから標準入力を受け取る
Example
- input, printの実行
# 標準入力
name = input("あなたの名前は何ですか?") # 「あなたの名前は何ですか?」と表示。入力してEnterを押すと、nameに入力した文字が格納される。
fruit = input("好きな食べ物は何ですか?") # 「好きな食べ物は何ですか?」と表示。入力してEnterを押すと、fruitに入力した文字が格納される
# 標準出力
print("私の名前は{}です。好きな食べ物は{}です。".format(name, fruit)) # 「私の名前はnameです。好きな食べ物はfruitです。」と表示
print(f"私の名前は{name}です。好きな食べ物は{fruit}です。") # ターミナル上に「私の名前はnameです。好きな食べ物はfruitです。」と表示。python3.5以上のバージョンで対応。
コメント文
コメント文は、プログラム中に説明として記述するが実行はされない文。
複数人での作成時に、プログラムの意味を他者にわかりやすく説明するために利用する。
pythonのコメント文の記述方法は2通りある。1行だけのコメント文では、#を文頭に記述し、複数行のコメント文は"""~"""で囲って記述する
Example
- コメント文の書き方
print("A")
# 1行コメント
# print("B") コメント文(実行されない)
print("C")
# 複数行コメント
"""
コメント文
(複数行)
"""
- 実行結果(コメント部分が実行されていないことがわかる)
以上、今回は標準入出力とコメント文について記載しました。